若い女性店員恐怖症
今日は一日中家に引きこもってようと思ってたけど、一念発起して皮膚科に行った。
コンビニ行くくらいの気持ちで皮膚科に通っている人は本当に尊敬する。
皮膚科に行くのに大袈裟な決意はいらん、と言う人もいるかもしれないが、僕からしたらとてもハードルが高い。
そのハードルを押し上げているのは、受付の女性らだ。
外見も中身もヘドロな僕が、あの清潔な院内に入るだけでも気合がいるのに、綺麗なおねいさんが受付をしているもんだからその空間はサンクチュアリとなる。
人と目を合わせるのが苦手なので、もはや綺麗なおねいさんかどうかも分からないけども。
肝心の診断をしてくれる医師は男性のところも多いけど、受付は必ず女性だし。
同じ理由で、美容院とか喫茶店とかも利用するのに多大な勇気が必要となる。
散歩中に見つけたメロンパン屋さんとかクレープ屋さんとか滅茶苦茶入りたいけど、そういうオシャレなところは、だいたい店員さんが若い女性だから入れない。
コンビニでレジに並んでいる時は、若い女性店員じゃない方に案内されることを祈る。
券売機とかセルフレジは最高のシステムだと思う。
就活放棄民、国分寺に行く
毎週日曜は、父に車を運転させられる率が高い。
僕は免許を持っているものの、未だに人を轢く・他の車を傷つける恐怖感があるので正直運転はしとうない…
なので予定が無くても家から避難する。
今日は行ったことがないところに行こうということで
なんとなく西国分寺駅で降りた。
駅の近くは予想より栄えていたけど、ショッピングはあまり興味がない。
なんとなく駅名である国分寺に興味が湧いたので行ってみた。
道中にあった地図によると国分寺の近くにデカい公園があるらしい。
行ってみよう。
武蔵国分寺公園
武蔵国・分寺公園なのか武蔵・国分寺公園なのか一瞬困惑したけど、当然後者である。
武蔵国分寺公園は、多喜窪通りという道路を挟んで北と南に大きな広場がある。
こちらは南のこもれび広場。
日曜の昼下がりだったので、子連れの方がとても多い。
こちらは北の円形広場。外周は500mあるらしい。
円形広場近くにはミストシャワーがあって、沢山の人が涼みにきていた。
円形広場の片隅にある記念碑。
奇怪な形だなーと記念碑の説明を見たところ、蒸気機関車の車輪をイメージしているようだ。
というのも、この公園は旧国鉄の教育学校が建っていたところらしい。
武蔵の池
池に沿って設置されたベンチで、優雅に小説を読んでいる人も。
公園の北と南をつなぐふれあい橋。
ここは人が少ないのでふれあえなさそう。
公園の南端は野鳥の森。
鳥のさえずりが心地よく、何より木陰がありがたいったら。
野鳥の森を下り、名水百選に選ばれている真姿の池湧水群へ。
実は公園は15mほどの崖の上にあり、崖上で降った雨水がこうして崖の下に湧き出すらしい。
子連れのママさんたちがたくさんいた。
(画像的には)涼しい。
(´⊙ω⊙`)ミテンジャネーヨ
ついに国分寺到着。
入ってみたらいろんな植物がありました(適当)。
国分寺?からちょっと歩くと広場に到着。
なにやら武蔵国分寺跡とある。
ここで本来の国分寺は無くなったんだと僕は悟る。
復元模型によると金堂とか講堂とか門とかが建っていたらしいが、今は見事に何もない。
講堂跡。
基壇は復元されたものだが、礎石(柱の根本を支える)のいくつかは残存していたという。
調べてみると、武蔵国分寺は1333年の分倍河原の戦いで、反幕府軍が敗走する際に焼失した模様。
さっきのお寺は後継寺院というらしい。
うーんよく分からん。
説明会サボった
今日は学校で企業の説明会があった。
あったけど行かなかった。
予約してたけど行かなかった。
理由は今考えてるけどよくわからない。
半年間の休学から明けて久しぶりの学校生活にも慣れてきた。
気持ちも少しポジティブになった。
でも就活の一歩は踏み出せない。
就活という言葉を見たり聞いたりするだけでイヤになる。
みんなは文句も言わずにスーツを着て説明会やら面接やらに何度も行っているのに。
去年もこんな感じだった。
確実に去年と同じ道をたどってる。
この自主性の無さは目を見張るものがあるよ。
自主性がないからって強制的に就活させられたらさせられたで多分文句を言うよ。
もう逃げ癖がついちゃってるよ。
中学のバスケ部の練習なんてろくに出なかったし、一年もせずに全く行かなくなって結局辞めた。
カナヅチだったからスイミングスクール行かせてもらってたけど、多分半分くらいはサボってた。半年もせず辞めた。今も泳げない。
消防署の職業体験もサボった。職業体験の無断欠席は、僕の中学では史上初だったらしい。
学校の勉強についていくために始めたベネッセのチャレンジも、全くやらないで付録のゲーム機みたいなのしか触らなかった。
高校のハンドボール部は一年の夏休み前に辞めた。
部活を辞めた後に始めたバイトは一か月後バックれた。
高校の出席率も最悪でしょっちゅうエア登校してた。
そんな僕が独学で受験勉強できるはずもなく、Fラン大学へ。
逃げて逃げてここまできてしまった。
逃げてここまで来ることができてしまったから、またどうになかると思っているのかも。
休学して気持ちに余裕はできたけど、根本的には何も変わってなかったんだね。
桜もう散りました
桜が満開になったと思ったら、もう8割は散っていて
毎年のことだから「儚いなぁ」とかはあまり思わないけども
「散っとるなー」という感じ。
でも、植物やら空模様やらの景色を
やたら意識するようになったのはここ2,3年。
推測するに、一人の時間が多くなると勝手に意識が向くようになるのかも
悲しいんだか嬉しいんだか。
でも、一人じゃないと景色を楽しめないってことではない
一人ぼっちの特権かと思ったらそんなことは無かった。
みんな家族や友達や恋人と感動を共有していたよ。
景色の変化を一緒に楽しめるような、のんびりした関係は羨ましいし素敵だ。
バイトをしたいけど怖い
変化の無い毎日を送っている。
折角の休学期間だが、休学前の鬱々とした気分から少し回復したくらいで、状況はあまり変わっていない。
就活は何もしていない。スーツは昨日、親に買ってもらった。
あと二週間で二度目の大学4年生が始まる。
休学期間中にバイトをするつもりだったが、結局できずにここまできてしまった。
スーパーのバイトの面接は一回行ったが、そこに落ちてからは一度も面接に行っていない。
やったのは数回の交通量調査のバイトだけだ。
交通量調査のバイトは募集が始まるとすぐに埋まってしまうほどの人気のため、見つけたらすぐに応募するようにしている。
でも最近は求人が少ない。
この時期はないものなんだろうか。
正直長期のバイトはしたくない。
人間関係に気を遣うのがめんどうなのが一番の理由だ。
今までやった長期バイトは小さいスーパーとオフィスや学校の床清掃だ。
スーパーは一ヶ月でやめてしまった。
店員の一人をとても恐れていた。
僕はメンタルが弱いのでちょっとの注意でもひどく落ち込む習性がある。
一度注意されると、その後は怒られないかビクビクしながら仕事をするようになってしまう。
そうなるとバイトの時間が始まるまでの時間はとても憂鬱になった。
授業が終わったあとはバイトの時間までなにも手を付けられないほど緊張していた。
テレビをつけて、毛布にくるまりながらバイトの時間までを過ごす。
時間を何度も確認しては、「あと〇分でバイトに行かなきゃ…」と時が進むごとに緊張は増していた。
掃除のバイトは週末に1,2回勤務ではあるが、一年続いた。
しかし、バイトの始業時間までの地獄の時間は同じようにあった。
受験を理由にバイトを辞める時まで、その時間は必ず憂鬱になった。
仕事をしている人は皆そういう気分になるものなんだろうか。
多分そうなんだろう。
それでも仕事に行かなければ生きていくことができないから、我慢して行くのだろう。
僕の場合は実家に住んでいて、働かなくても生きていくことができるからまだ気楽な方なのかもしれない。
それらのバイトは高校生の時の話で、大学生になってからは長期のバイトはしたことがない。
短期のバイトとして食品工場と年賀状の仕分けをやったことがある。
どちらも一ヶ月もせずにバイト期間は終わった。
この短期バイトの時は地獄の時間は無かったと思う。
「嫌だな」という気持ちはあったが、それでも長期のバイトよりは気楽すぎるほどだった。
バイトの期間に終わりが見えているから、気楽な気持ちになったのだろう。
交通量調査に至っては、ほぼ単発・日払いなのでバイト当日はテンションが上がるくらいだ。
でも、交通量調査以外の単発バイトはやる勇気がない。
求人を見る限り、単発バイトはイベントの設営や事務所移転などの肉体労働が8割を占めている。
体育会系が苦手な僕にはとてもやりたいとは思えない。
大学が始まるし、長期のバイトで安定させたいけど勇気がでない。
店員が怖かったらどうしよう、怒られたらどうしよう、バイト前の地獄の時間もあるだろう、面接どうしよう、仕事を覚えるのが大変そうだ、多分できない。
考えるのはそういうことばかり。
近場のたい焼き屋の求人が出ていて気になるけど、やっぱり勇気が出ない。
変わりたいけど変われない。
本田孝好さんのWILLを読んだ
MOMENTの姉妹作のWILLを読んだ。
調べてみるとMEMORYという短編集も出ているらしい。
MOMENTでは主人公の神田くんが末期患者の願いを叶えていくという物語で、死生観について考えさせられる作品だった。
WILLはその続編で、神田くんの幼馴染で葬儀屋の森野が主人公になっている。
死者が現れただとか、葬儀をやり直してほしいだとか、生まれ変わりが現れたとかの出来事の真相を森野が追っていくなかで、喪主(葬儀の主宰者)や家族、愛人の死者に対する思いに触れていく。
依頼者の問題を解決していくという点では、MOMENTと同じかもしれない。
WILLでは既に亡くなった人を中心に、残された者の問題を解決していく。
亡くなった人がどう考えていたかとかどんな心残りがあったかなどは確認のしようがない分、残された人同士で折り合いをつけていかなければならない。
MOMENTでアネゴ肌な森野が好きだったので、WILLでもっと好きになった。
クールだけど面倒見が良くてしかも葬儀屋とかイケメンすぎる。
本作ではそんなイケメン森野だけでなく、乙女っぽい面もところどころ出てくるからサイコーであります。